就活サイトを見ていると、気後れする。
就活サイトを見ていると、気後れする。
就職サイトに掲載されている写真なんかを見ると、いかにも爽やかな、人生充実している感じの表情の人が載っている。
私はそういうのを見ると、息苦しくなってくる。
仮にここで働くとしたら、こんな眩しい人にしょっちゅう会うのか、と自分とはタイプの違う人に会うのではないかと想像しただけでストレスを感じる。
そして、沢山の知らない横文字に疲弊してくる。
IT企業の使っているソフトのアルファベット文字列、コンサルティングなんちゃら、ソリューションなんちゃら、知らない専門用語、営業。
文字を目でなぞっているだけで疲れてくる。
自分に経験のないことが一挙に押し寄せてくるかのようなのだ。
そして、勝手なイメージながらその業務に自分が就いているところを想像してみると、もうそれだけで疲れてくる。
給料、福利厚生、勤務地、そういったことも眺めていると頭が締め付けられるような重さを感じてくる。
そもそも、私という人間は人と会うということがプレッシャーなのだ。
『内向型人間のすごい力―静かな人が世界を変える―』
スーザン・ケイン著
古草秀子訳
という本を最近読んだ。
内向的な人について主に書いてあるのだが、まあ全部じゃないにしろよく当てはまった。
就活サイトって外向的な人が集まるだろう世界に見えたりして、疲れてしまうみたいだ。