心の問題の独り相撲
心の問題というのは、自分か周囲の人が困っているか、何らかの診断基準に当てはまるか、みたいないくつかの基準が考えられますが
近頃考えるのは、独り相撲になっていることがあるということ。
私はアラサーで一人暮らしをしています。
私の心、考え方や行動の傾向で気にかかる点というのは、おそらく過去の経験から来るものだと考えたりします。
その過去の経験というのは、親との関係上の物だと思うのですが、
今現在、私は親と暮らしていません。
つまり、いつのまにか自分の心に生まれた厄介者と今の私がいざこざを起こし、更には私の周囲へも影響しているという感じがするのです。
問題を抱える、という表現がありますが、私はいつのまにか抱えたある傾向(問題)と私がやりとりしている。
どちらも私の側面で、外から見れば、私の側面と私の側面が争っているかのようで、どちらも私なので、独り相撲という具合に感じます。
しかし、このいつの間にか抱えたある傾向というのが、なかなか捉えにくいのです。
正体が何なのか捉えにくい、言語化しにくいのです。
私は人から優しいなど言われますが、どこか冷たいところも自覚しています。
最近、この冷たさの正体は、親から信頼されてこなかった私、なのではないかと思うのですが、
いつもどこか核心部分で信頼されてこなかった私、というのが今においても私の心の主導権を握っているようなのです。
核心部分を信頼されずに悲しむ私は、他者に対しても同じように振舞っている可能性があるようです。
つまりどこかで、お前は信頼しないぞ、お前がしたい通りにさせないぞ、というような怒りを煮えたぎらせているみたいです。
無自覚に過去の怒り悲しみを抱え続けているようですね。
そんな今も生き生きとしている悲しみ怒りに慰めを。